Journey

写真と日記🏝✍

emergency

間違いなく、人生において忘れられない1日。

忘れられない瞬間であり、出来事。

たった15分ほどが、何よりも長く感じた。

まさか本当にこんな事態に遭遇し、

自分がそこに立ち会うことになるとは...

 

車の運転免許を持っていれば、

ほとんどの人が1度は学んだことがあると思う。

一次救命処置について。

 

救急隊が到着するまで、

民間の一般人ができる傷病者の命を繋ぐ方法。

 

これが、適切にできる人が

実際にどれくらいいるだろう?

 

決して全員が他人事ではないと思う。

いつ、どんな状況で、誰がそうなってもおかしくない。

 

そんな時、大切な人の命を繋ぐ行動が一体どれくらいの人にできるんだろう。

 

一次救命処置をする、しないでは

生存率や後遺症のリスクが全然違う。

 

そんなことは、大体の人がわかっていたとしても

実際に自分の手の中に生死を彷徨う人がいると

救助側もパニックになることがほとんど。

 

自分が傷病者となる、自分が救助者となる。

どちらとも想像して、考えてみて欲しい。

自分や周りにいる人間の命を守ることについて。

 

それから、もう少し知っていて欲しい。

緊急事態に対応する術を。私を含めみんなに。

 

すごく怖かった反面、

そんなことを言っている余裕はないと

強くいることを自分に強いられる。

自分次第で、この人のこれからは変わってしまうかもしれない。

なんとしても繋ぐ。死なせたりしない。

自分の震えた手を、何があっても止めないって

心肺蘇生を続ける。

 

命の重さを知るとともに、

それが重さとは反対にすぐになくなってしまうかもしれない怖さ、

繋ぐことしかできない自分への無力さを改めて感じた。

 

 

大切な人を守る、繋ぐ術は知っていますか?